始まりの旋律

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始まりの旋律

ここは本当に静かな街。毎日、毎日同じ毎日の繰り返し。 それでも、俺にとっては大切な毎日。 友達とのおしゃべりや、テストが近いと勉強したり、お祭りでは物凄く盛り上がったり そんな毎日が俺は大好きだったんだ。 「おつかれ様で~す」 ォレはバイト仲間の人に挨拶をして、その場を離れ耳にイヤホンをつけ、ある曲を聴いた。 「ガラス玉ひとつ落とされた 追いかけてもうひとつ落っこちた ひとつ分の陽だまりに ひとつだけ残ってる」 そう テイルズ オブ ジ アビスの主題歌。 『カルマ』 家に着いたら、ガイルクランキングで新しいサイトさ-がそっと♥逆行ネタまぢ最高だゎ♥♥♥(脳内で独り言(笑)) つまり、俗に言う腐男子である。(笑) 「♪~♪~♪~♪~」 俺は『カルマ』を鼻歌で歌いながら帰ってる最中だった。 信号が青になったのを確認して渡ろうとした時。 カチャン。 俺は阿保な事にケータィを落としてしまったのだ。 ぁあ…機種変したばっかなのに…😢めっちゃショック[↓][↓] その時だ。 車が物凄い勢いでこっちに向かって走っている。めちゃめちゃクラクションを鳴らして…。 え…??まだ信号青いよね…?? ャバイャバイヤバィャバィ 早く離れなきゃ…!??
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