始まりの旋律

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そう気付いた時。 俺は吹き飛ばされてるのがわかった。 マンガだとこの場合、吹っ飛んだ後、宙を三回転して着地と言うのが定番だろう。 だが現実は違う。 痛みもなく、ただ意識を無くし暗闇の世界に行くだけ。 俺の意識は完全にシャットダウンしたのだ…。 「……………よ…………………我と………………よ……。」 なんだろう…。何か聞こえる…。 「……我と契約を結ぶ者よ……。」 契約…??これは夢……? 「我と契約を結ぶ者よ。」 「…契約…??」 「そうだ。我が名はローレライ。」 「…は…??ぁ…頭大丈夫ですか…??」 いや、普通に考えておかしいでしょう。何故ゲームのキャラがでてくるんだ。どうせ出て来るならガイやルークにしろよ!?(軽く病気(笑)) 「悪かったな。おぬしの期待通りじゃくて。」 げ、なんか心読まれてるし。つか、ローレライってフォニムの塊だろ-が。誰じゃ、この軽くピオニ-とジェイドを足して割る②をした奴は。 「だからローレライと言ってるだろうに。ふぅ…やれやれ。」 なんか呆れちゃってるし!!? 「ぃや…上手く状況が飲み込めないんですけど…。これは……夢…ですよね…??」 「夢ではない。」 現実だ。 と付け足された。 「でも俺…車に引かれて…。そっか…俺……死んじゃったんだ…。」 だからこんな幻を見るんだ。 俺…死んだんだ……。 まだ…逆行サイト探してないのに!!!(笑)
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