始まりの旋律

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すると、ローレライが呪文を唱え終わった途端、俺の体は段々と光り始めた。 「え、何これ??俺どーなっちゃうの??」 「これからお前はオールドラントの世界に行ってもらう。安心しろ。我が付いている。」 「ちょ、まっ…。」 俺は…正しい世界にする事はできるんだろうか…。 いや、やらなくちゃいけないんだ。 あんな…悲惨な結末にしない為にも…。 誰も犠牲にしない世界。 それを俺が作らなきゃいけないんだ。 絶対にやり遂げてみせる…。 こんな俺に生き返るチャンスをくれてありがとう…。 ローレライ…。 絶対あなたが望む世界に変えて見せます。
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