05. 雨

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夢にたどり着くまでに また低くざわめきだす雨音 暗闇の中 落ちる雫に 独り震えているの 大きくおおきく空いた心 できる水溜りの底から 浮かんでは消える影 笑っているのは何故なの? 「止まない雨なんて無い」 あなたが言ったのに   降り続く私の中に 冷たい雨ずっとずっと 待っていたのは傘じゃなくて 濡れても笑ってたあなた 暗闇に響くざわめきに 打たれながらそれでも 叫びつづけてる 虹を待ってる
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