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その後、転属されてきた上司Mと俺は気があい、休憩中よく話すようになった。
「…ってわけで、全然大した事ないですね。キャバクラ」
「それは、行ったキャバが悪かったな。」
「そうですか。どこも対してかわらないんじゃないですか?」
「こう見えても若い頃は色んなキャバを渡り歩いて来たんだ。キャバクラは大人の駆け引きを楽しむ…高度なゲームだな」
「ゲーム。」
「ああ、キャバ嬢はいかに客に金を使わせるか。客はいかに金を使わず、キャバ嬢を口説けるか…。互いの意地とプライドを賭けた大人のゲームだ。キャバクラでモテる男は・・・仕事もできる。」
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