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溜め息をつきながら校舎裏に座ってる男。
この学校の生徒だろう。
この男こそが主人公の彼女いない歴15年 スポーツ野郎大嫌い男 栄光学院高校1年生 猿山 豊だ。
この男が伝説を起こすなんて誰が予測したんだろうか…
『お~い、豊~!』
1人の男が豊の名前を呼びながら走ってくる。
この男、豊の親友の顎所 諒であった。
豊が言った。
『どした?』
諒は豊に『部活入らねェか?』と言った。
豊は一瞬、諒の言葉に驚いたが
『部活!?まぁィィかもな暇だし』
と、言って2人は教室に向かった。
教室に入ったとたん、諒が黒板に書き始めた。
野球部、書道部…
どおやら学校にある部活を書いているようだ。
諒は豊言った。
『この中から入る部活選べ!』
豊はやる気のナイ顔で言った。
『運動部はパ~ス、汗かくし。あっ、文化系はヤダから、俺のイメージに合わねえし』
諒はキレた
『テメェ~、部活やる気ねぇだろ』
豊も逆ギレした
『うるせ-、スポーツがなんぼのもんじゃい!!』
豊のスポーツ嫌いには理由が合った。
諒は心の中で『まぁ、こいつがスポーツ嫌いなのは仕方ナイか。好きになった女は全てスポーツ野郎に取られてるもんな~』
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