~伝説の幕開け~

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~伝説の幕開け~

女は豊の横にきて言った『大丈夫ですか?』 豊は『へ!?あ、へっちゃらッスよ!ほら』 と言い起き上がり思った。『こんな部にこんな美人のマネジャーがいたなんて…』 女は『でわこれで』と言い部屋の外に向かった。 豊はへっ!?と言う気持ちで言った。『マネジャーじゃナイんすか!?』 『私、野球部のマネジャーの鳥見 咲です。』と女は言った。 豊は驚きと同時に少し不安気に言った。『や、野球部!?あっ、俺、猿山 豊ッス!』 女はニッコリしながら『猿山さんですか』と言った。 諒は思った『あちゃ~、またスポーツか』 女は『でわまた』と言い残して部屋を出ていった。 …次の日… 放課後教室に2人でいる豊と諒。 豊は言った。 『時に諒君、眼鏡をかけた女の子をどう思う?』 諒は驚いた顔で『おま、まさか!?』 豊はやる気マンマンに言った。『そのまさかよ!俺は野球部に入るぜ!!』 諒は飽きれがおで言った『バカ!お前野球なんてヤったことねぇだろが!!』 豊は聞く耳を持たなかった。『男は気合いよ!』 豊は教室を飛び出して野球部の部室の方へ向かった。鳥見 咲に会いに行くために。 部室の前に行くと咲が用具の片付けをしていた。 豊はすぐに近寄って 『手伝います!』と言い用具を持ち上げた。 咲は『猿山さん…ありがとうございます』 と言い豊と一緒に用具を部室に運ぶ。 咲は豊に『野球好きなんですか?』と言った。 豊は焦ったが口から出任せで『もぅ超好きッス!巨人に入るのが夢っスから』と言ってしまった。 咲は笑顔で『ぢゃあ野球部に入るんですか?』と言った。 豊はハッキリと『勿論っスよ!4番はいただきッス!』言った。 咲は『知ってます?伝説の大打者を…』 『えっ!?』豊は勿論何のことか知らないが、『ああ~、知ってますよ』と言ってしまった。 『ぢゃあ、猿山さんも伝説に挑戦するんですか?』咲は豊に笑顔で問いかけた。
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