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『あっ、そ、そうっス!そのためにこの高校にきたんす!!』
豊は言った。
伝説の大打者とは中村 亮太とゆう名前でこの栄光学院の野球部で甲子園夏3連覇に導いた選手だった。プロに入り三冠王8回取るなど凄い人だった。
その伝説の打者が高校時代に打った打球が校舎の時計に直撃し、その時から止まっている。校舎まで160mは軽くあり、今まで挑戦した選手は多いが成功したのは1人もいなかった。
豊はバットを手に取り咲に『咲さん!投げて貰えますか?時計とは言わず校舎越えさせますよ!!』と言い打席にたった。
咲は驚きながらもマウンドへ。
『い、いきますよ!』
咲が投げた、球は早くナイがコントロールが良く打ち頃だったが…
『ブオォン!』
凄まじいスイング音と風が空気を斬った。
『あっ、あり!?』
豊は空振りに動揺してる。
咲が言った。『す、凄いスイングですね!』咲は驚きの顔でさらに言った。『伝説の打者の中村亮太選手みたいですよ!ミスターフルスウィングと呼ばれた彼にソックリです』
豊は一先ずホットひたが…このままでわマズイと思った。
豊は咲に言った。『もう一度投げて貰えませんか?』
咲は断るそぶりを見せず『分かりました、いきますよ!』と言い投げた。
また打ち頃の球…
豊は一呼吸して思い切り踏み込んだ。凄まじいスイングがボールを捉えた。『カキーン!!』バットに当たったボールは一直線に校舎を越えた。
豊はこの時初めてバットを握った。
…これが伝説の幕開けだった…
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