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翌朝、祥は東雲の部屋へと呼ばれた。彼がそこに行くと、そこには千の母親もいた。
バタバタバタッ―
「せーん!せーん!!」
スパァンッ―
「∑∑なッ!?」
「聞けっ!俺、明日から忍になるんだ!!」
「これ!!千様に対して失礼であろ「本当に?!」
「∑千様っ!!」
「あぁ。東雲様…いや、お館さまがおっしゃってくれた!お芳様もだ!」
「よかったね!」
「ぅおーい、祥、此処か?」
スッ―
「道太郎!怪我はもう良いの?」
「ん?あぁ、千様とお芳様の摘んできてくれた薬草のお陰でな♪」
道太郎もまた、この里に暮らす忍だった。年は15、切れ長の目に、左の泣きぼくろが特徴だ。
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