理解出来なくても当たり前

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ようやく再会らしい再会を果たした優斗達は、いつも通りに全員で談笑をしていた。 優斗「………そう言えばアリスは?」 ルナ「……さぁ?知らな~い☆」 何故か見かけなかったアリスの居場所を聞くが、誰もしらない様子だ。 優斗「……まぁ、すぐに見つかるか」 だが、それといって気にする事も無く、優斗は談笑を続けている。 ルナ「でも、これでやっと優斗と学園に行けるね☆」 レナ「そうだよ!ゆう兄がいないと詰まらなかったんだよ?」 ルナの言葉にそれぞれが学園について話しだすが、優斗は複雑そうな表情で黙り込んでいる。 それをルナ達は気づいてなく、優斗もすぐにいつもの表情に戻った。 ルナ「優斗も楽しみだよね?」 優斗「は?何言ってんの? ………俺、学園辞めるから♪」 いつも通りの笑顔で、他人事かのように言った。
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