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僕は小さな庭で
小さな鳥を見つけた
緑の芝生の上にいる
僕と違って羽がある
なぜかその場を動かナイ
飛べないのか？
飛ばないのか？
問いかける
ﾁｭﾝじゃ分からないよ…
君も空が好きかい？
その質問にも答えずに、ふわっとした風にのって
気持ちよさそうに君は飛んでいった
なんだ
ちゃんと飛べるんじゃないか
僕は飛べないからｺｺにいるよ
そっちには行けないからさ
人間に生まれた僕
鳥に生まれた君
どちらが幸せなんだろう…
僕がもし鳥に生まれたらきっと飛べない鳥だった
羽があるのに
飛ぼうとしない変な鳥
空の広さに怯えてるからじゃない
飛ぶｺﾄの意味を知らないから
きっと意味なんてないと思っているから
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