第二章『旅から帰ってきた古の戦士、来る』

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ヒーローって言うのは英雄と書く事がある、俺の中ではヒーローは俺達みたいな奴を言うかと思うが昔、ナポレオンが英雄になったかのようにどうやら誰でも英雄になれるらしい、だって英雄って人を守るもんだろ? だとしたら英雄は俺が一番嫌う組織にだっている、その男は一条っていう。 辺りは暗くなり不気味に思えた人間は自分の居場所を探すかのように喚き、泣き叫び、うろうろしている。 本郷はやられてしまい、俺はさっきの変身で体に無理があったようだ、体が動かない… そしてピンチに現れた五代は変身をするがしたっきり動かずじっとしている、何があったかは知らぬが俺は一刻も早く倒してほしいのだが怪人を睨むばかりで動こうとしない、一応さっきまで面倒だったからとばしていた俺たちの状況はこんな感じだ、そして本当のピンチの時に一条刑事が現れる。 彼こそが本当の英雄だと思えたときであった。 『五代、心配するな、もう手をうってある、だからトドメをさせ、これでな』と一条は五代に拳銃を渡す。 『緑のクウガでやるんだ、今回はな…』 『…はい』 そして五代はいつもの調子でベルトに手を当て叫ぶ、変身!とね。 そして緑に変わり拳銃もボウガンのようなものに変わりそして矢を放つ。 お見事! 怪人にグサッとささり、怪人は苦しみ、最後につぶやく。 『リントとショッカーは手を組んだ、いつかお前たちを…うっ』 といい倒れ込み爆発する、たぶん近くに人がいたら死ぬぐらいの衝撃的な爆発だった。 そして五代は一条刑事に大丈夫と親指を立てる。 一条刑事も爽やかに笑い同じようにやってみせる、青空の下で…
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