新ﾊﾙﾄｿｰﾄ甲虫記

ﾃﾞｨﾃﾞｨｴｰﾙｼｶｸﾜｶﾞﾀφ(.. )

これだけ雌雄の体格差があるだけに、雌の成長は早い。
その年の末には続々と蛹室を作り出した。
この時の幼虫群は雄は１頭のみで残りは全て雌。
累代の為に雄の成長を早めさせなければならない。
　　　　　　　　　　　　　　　大型雄の昨出は諦めて、やや高めの温度管理で羽化を早める作戦に切り替えた。
結果的にこれが功を奏して、累代に成功！
我が家には新しい血を加えつつ、彼らの子孫達が今も羽化を待っている。
　　　　　　　　　　　　　　　ちなみに今の所、雄の最高記録は63mm。
可もなく不可もなくと言ったところだ。
今、羽化を待っている雄蛹達の中からこの記録を上回る個体が出てくるのを願うばかりである。
　　　　　　　　　　　　　　　さて、この辺でﾃﾞｨﾃﾞｨｴｰﾙｼｶｸﾜｶﾞﾀ編はひとまず筆を置きます。
やや癖はありますが、温度管理さえ出来れば難しい種類ではありません。
皆さんも是非ﾃﾞｨﾃﾞｨにﾁｬﾚﾝｼﾞしてみて下さいね。
　　　　　　　　　　　　　　　次は章はあいつを…