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東京タワーにはすでに木島達がいた。
木島「なんでドアが開かねぇんだよ❗」
浅尾「木島さん❗無理矢理開けないほうが❗」
木島「なんで⁉」
浅尾「爆弾があるかもしれないのに❗無理矢理開けたら爆発するかも知れないですよ❗」
木島「……っち❗だから中に入っときゃよかったんだ❗」
浅尾「しょうがないですよ。東京タワーが許可くれなかったんですから。」
と、その時すごい音がし始めた。
木島「なんだ⁉」
浅尾「あ❗木島さん❗エレベーターが❗」
そう。エレベーターが落ちてきたのだ。
木島「人は乗ってるか⁉」
浅尾「乗って……いないようです。」
エレベーターは、人が乗る前に突然閉まり落ちてきたのだ。
木島「でも危ねぇぞ❗」
木島はエレベーターの周りにいる人達に逃げろ❗と叫ぶ。
しかし、もぅ間に合わない。
木島「くそおおぉ❗」
が、エレベーターは下と衝突する前にゆっくりと降りてきた。
そして、ドンという音だけがした。
木島「なんだよ…。弾丸ライナーっていうのは何考えてんだ。」
その時、木島に無線がはいる。
真下「木島さん❗今東京タワーですよね⁉」
木島「ああ、そうだ。東京タワーが封鎖されちまった。」
真下「中に警備の人はいますか?」
木島「それがよ、東京タワーが許可してくんなくて。外で警備してたんだ。そしたら今エレベーターが落ちてきやがった。」
真下「エレベーターが⁉」
木島「でも大丈夫だ❗下とぶつかる前にスピードダウンした。」
真下「てことは、犯人は近くにいますね。」
木島「あぁ。今、検問も職質もかけてる。」
真下「僕も、もうすぐそっちに着きます。」
木島「了解。ところでクモはいいのか?」
真下「クモは、片岡さん達と小池君達に任せてきました。」
木島「たっく、おまえと弾丸ライナーとの勝負はいつまで続くんだよ。」
真下「…すいません。」
木島「………い、いいからはやくこいよ❗」
真下の落ち込みに、木島は焦った。
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