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~タクシー車内~
真下は届いた画像を見て確信する。
そして再び草壁に連絡をする。
真下「草壁さん。クモには爆弾はつんでいません。」
草壁「何⁉本当か❗」
真下「はい❗あとクモには弾丸ライナーが乗っています。彼にもらったヒントでわかったんです。」
草壁「ヒント?」
真下「はい。僕が東京タワーにいる時、今からキミの近くを通ると電話が来たんです。その後、キミは自分の名前を知ってるかと言って電話を切りました。僕の名前は真下正義。つまり、今から僕の真下を通るということです。それに、宅急便は忙しいと手紙が来ました。今、TTRから画像が届いたのですが、クモの車体にカエル急便のマークがありました。」
草壁「………。」
真下「後は、誰かが犠牲にならないと爆弾は止められない、地下鉄というヒントをもらったんです。クモには弾丸ライナーが乗ってる。爆弾というのはクモJP-7000のことでしょう。つまり、クモを止めるには弾丸ライナーが犠牲にならないと止められない。草壁さん達はクモを停めるために射撃するでしょう?弾丸ライナーはそのことを言っていたんです。」
草壁「しかし、爆弾をつんでないという根拠はなんだ。」
真下「はい。実はヒントをもらうため弾丸ライナーとゲームをしてたんです。本当は三つゲームがあったんですけど、二つ目クリアしたあとに、彼は最後のゲームをクリアしたら真下の勝ちだって言ったんです。最後のゲームは東京タワーの爆弾処理。それを、クリアすれば僕の勝ちっていうことは、もぅ爆弾はないです。まだ爆弾があったら僕の勝ちにはなりませんから。」
草壁「なるほど。では、射撃準備をしていいんだな?」
真下「いえ、東京タワーの爆発を防いでからです。先にクモを射撃したら、東京タワーを爆破するかもしれません。」
草壁「わかった。」
真下「また連絡します。」
草壁「了解。」
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