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班長「その爆弾は…ん[?]」
木島「どうした[?]」
班長「それはレインボーブリッジの時の爆弾と同じだ❗」
木島「それがどうした[?]」
班長「もう一つ爆弾があって、片方切ったら5秒以内にもう片方のコードもきらなきゃならねぇ。」
木島「でも、もう時間ねえぞ❗」
爆発まであと2時間10分だった。
班長「大丈夫だ。室井さん。その爆弾の上に白い線があるでしょう[?]そいつをたどってください。」
室井「はい。小原君。キミはここにいてくれ。」
小原「はい。」
室井は小原を残すとその白いコードをたどる。
すると、天井に続いておりその先は見えなかった。
室井「天井でコードの先がみえません。」
班長「じゃあきっと上の展望台でしょう。危険だとは思いますが、エレベーターの中にはしごがあるはずです。それで上にいってもらえませんか[?]」
室井「上に[?]」
班長「はい。室井さんしかお願いできる人いないんです。」
その時、小原が室井を追ってくる。
小原「室井さん❗私が行きます❗」
室井「何いってるんだ。危険だぞ❗」
小原「私、元陸上部ですよ❗体力には自信があります❗それに室井さんはおじさんなんだから、若い私に任せてください。」
室井は小原の言葉に眉間にシワをよせる。
小原「室井さんの為になりたいんです❗この間の事件で助けてもらった御礼です❗」
室井「…………」
小原「お願いします❗」
小原は頭をさげる。
室井「………わかった。だが無理をするなよ。」
小原「はい❗」
すると小原は走ってエレベーターに向かい急いではしごを登りはじめた。
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