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そして、再び赤と青のコードが残る。
室井「次が…最後…。」
班長「最後は」
その時、室井の携帯の電源が切れる。
室井「電源が…」
観光客C「私の電話使ってください❗」
室井「ありがとう。」
しかし、室井は大事なことに気がついた。
室井「電話番号………。」
室井は班長の電話番号を忘れてたしまったのだ。
~東京タワー下~
班長「あ‼電話切れた‼」
木島「なんだってぇ‼」
班長「今まで切ったコードはレインボーブリッジの爆弾と一緒だ。だから最後のコードは赤を切るべきなんだ。」
木島「なんでこんな大事な時に。かけ直せよ‼」
班長「だめだ‼電源が切れたらしい❗くそ‼」
~東京タワー内~
室井「電話番号………」
室井は一生懸命班長の電話番号を思いだそうとしていた。
小原「仕方がないです。室井さん。私たちで決めましょう❗」
室井「………。」
小原「この爆弾は、室井さんの爆弾と繋がってるんですよね?」
室井「それがどうした?」
小原「じゃあ。私は青を切ります。」
室井「なぜだ?」
小原「室井さんと…離れたくないから。」
室井「え?」
小原「運命の赤い糸っていうでしょ?恋愛系のアニメならこういう時、青を切るんです❗」
小原は、最後の言葉はやけくそに言った。
室井「………。」
小原「私はなんと言われても、青を切ります。」
室井「…わかった……こういう時はなにか言うべきなんだろうな。」
小原「いいんです。室井さんはそういうキャラじゃないってわかってますから。」
室井「………キミを信じてる。」
小原「…私も…信じてます。」
室井「じゃあ、いくぞ❗」
小原「はい❗」
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