74人が本棚に入れています
本棚に追加
~東京タワー~
室井「せっかくの夏休みが、真下のせいで最悪になったな。」
小原「そうですね。」
小原は笑いながらいう。
小原「でも、室井さんがいたからよかったです。」
室井「………。」
その時、木島がやってきた。
木島「おお❗室井❗」
室井「木島さん…でしたか?」
木島「ああそうだ❗あんたのおかげで事件解決したぜ❗」
室井「いえ、班長のおかげです。」
班長「いえ、そんな。ところで最後のコードはどっちを切ったんですか❗」
室井「コードは」
小原「青を切りました❗」
室井よりさきに小原が答える。
班長「青⁉」
木島「どうやら、お前が爆弾処理してたら、今東京タワーはなかったみたいだな。」
班長はア然としている。
その時、青島達がきた。
青島「あ❗室井さん❗」
すみれ「なにしてるんですか⁉」
室井「いや……夏休みで」
木島「この女とデートしてたんだ。」
木島が話しに割り込む。
青島「あ❗小原さん❗元気だった?」
小原「はい❗」
魚住「室井さんもやるね。」
中西「室井さん、モテそうだもんね。」
室井は眉間にシワを寄せて黙っていた。
木島「だけど、東京タワーの爆弾処理でデートどころじゃなかったんだよな~。」
室井の肩に腕をまわして言う。
青島「爆弾処理⁉」
雪乃「すご~い❗室井さんがやったんですか?」
室井「………あぁ。」
緒方・森下「さすが❗」
緒方と森下はセリフが被ったことが気になったのか、お互い様睨み合った。
その時、車から真下が降りてきた。
最初のコメントを投稿しよう!