挑戦状

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~交渉課~ 小池「で?課長は?」 宮武「わかりません。課長、電話にもでませんから。」 メガネをかけたクールそうな女性がパソコンをいじりながら答える。 小池「もぅ‼課に課長がいなくてどうすんだよ‼」 小池は側にあった机をける。 その横にメガネをかけた男性が立ち話しだす。 倉橋「課長、あんまりにも仕事がないから遊びに行ったんじゃないんですか?」 三島「課長なら…」 渡辺「ありえる。」 上戸「雪乃さんと一緒にいるんじゃないですか?」 全員が一斉にため息をつく。 と、その時。 真下「いやぁ、ごめんごめん❗遅くなっちゃって。」 全員は真下を黙って見つめる。 真下「ごめん…なさい…。」 倉橋「で、遅れた理由はなんですか?」 真下「あ❗そうそう❗事件だよ事件❗」 小池「事件⁉」 小池のテンションがあがる。 真下「うん。また弾丸ライナーだってさ。お偉いさんに事件はキミに任せた❗って言われちゃったよ。」 渡辺「だってさって…なんかやる気ないですね。」 真下「だって❗雪乃さんと結婚式もう一回できるのに❗その前に事件だなんて…。」 三島「運悪いですね。」 上戸「課長の運の悪さは今に始まったことじゃないですよ。」 真下「いや、そうだけどさっておい❗」 小池「で⁉事件ってなんですか⁉」 テンションのあがっている小池に挑戦状を渡す。 小池「東京タワーを爆発⁉」 宮武「今は夏休み中です。もしそれが本当なら何万人もの人が犠牲に。」 倉橋「なんだか、やる気がでてきた❗」 真下「今、東京タワーに警備や検問をかけてる。詳しいことは後ほどって書いてあるんだケドまだ連絡はない。みんな‼今までの訓練を生かす時がきたんだ‼一緒に事件解決に向かってがんばろう‼」 全員「お~‼」
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