~願い事~七夕編終わり~

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放送が入り校舎内にいた、女子達が外へと出て、校舎は静かに誰もいないはずが、生徒会室に一人…愬夜がいた。 「…ダメだ…うん?」 ホワイトボードに伝言が書いてあった。 『7時になりましたら、短冊を集め燃やします!各自の集める配置は…桜の木…愬夜』 自分の配置場所以外見なかった。 6時半になって、空は暗くなっていた。 「…桜の木って確か伝説のだよね」 桜の木まで向かうなか疑問に思った事、【桜の伝説】それは恋の短冊を桜に結ぶとその願い事が叶うと言う、百合姫学園の伝説である。 「着いた…綺麗~」 桜は咲いてなどいないが、七夕祭限定で、桜の樹木がピンク色にライトアップされて、まるで咲いているように見える 「…願い事…はぁ~」 ライトアップした、桜の木を見ながらため息をついた。 その時… バキっ!! 小枝を踏む音がした。 「!!」 「お!愬夜!!」 颯太だった。 「なんだ颯太かぁ~…ってどうしてここに!!」 「どうしてって、そりゃ今日は七夕祭で男子、出入り自由でしかも俺は生徒会だぞ!それをどうしてといいますかぁ~」
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