「招かれた世界」

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「うおおおお!!」 俺は犬もどきに突っ込んで行った。 グガァ゛ァ゛ア゛ 犬もどきは俺目掛けて口を伸ばしてきた。 …読み通りだ。 今の俺の口元はせりあがっているだろう。 俺は迫ってくる犬もどきの口を右に避け、木刀を持っていない左手で犬もどきと口を繋いでいる管の様なものを掴んだ。 「ヌオオオッ!!」 そのまま管の様なものを引っ張り、犬もどきをこちらに引き寄せた。
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