過去のトラウマ

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すると次の瞬間智明が口を開いた。 『俺、こいつ好きじゃねぇし。千尋が好きだし。』 美紀は下を向いて、喉の奥が苦しくなるのが分かった。 もう回りの音が何も聞こえなくなって、頭が真っ白になっていた。 自然と涙がポロポロ、ポロポロ頬を伝って流れ出した。
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