奇妙な感覚

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ご飯を食べ終え、また携帯を開く。 掲示板を見ると、また何人かの書き込みがある。 百科事典からは・・・何もない。 私はトップページの友達検索で百科事典を探してみる。 毎日、夜の10時から大富豪をしている人らしい。 いつも同じロビーにいる事が書かれている。 今日はたまたま昼にいたのかな? 掲示板に書き込みをしてみた。 「今日は楽しかったです♪よく大富豪してるみたいですね♪♪また遊んでください☆」 とりあえず、百科事典に恋をしようかな 笑 36才だし、本気にはならないだろう。 36才と21才で会おうなんて事にはならない。 私はユリになりきり、百科事典に恋をする事を決めた。 もうすぐ10時。 10時になるまでロビー8で百科事典を待つことにした。 毎日、10時にロビー8に部屋を出す百科事典。 ユリは待ち伏せする恋する乙女。 私は楽しく百科事典に恋しようと決めた。
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