奇妙な感覚

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10時になる少し前、百科事典が部屋を立てた。 『1800以上か知り合いのみ』 と、書かれた部屋。 知り合い・・・って事でいいかな? 思い切って部屋に入る。 「おかえり。ユリ」 1番乗りで入ったつもりだったけど、すでに4人集まっていた。 おかえりって何か嬉しい言葉。 「ただいま☆百科事典さん☆初めまして、みぃなさん。イルカさん。玉葱さん」 ユリはみんなに挨拶をした。 「よろ」 「よろしく!」 「初めまして☆」 みんなが答えてくれる。 ユリ以外の4人で大富豪が始まった。 みんなレートが高くてユリが入るのには気が引ける。 かと言って落ちるのも変だし、どうしたらいいのかな? 「何、食べてきたの?ユリ」 百科事典が聞いてきた。 助け船を出してもらえてホッとした。 何を食べたことにしよう? インスタントラーメンとは言いたくないし・・・。 「オムライス食べました☆おいしかったですよー」 可愛らしい食べ物を想像した結果、オムライスになった 笑 百科事典はみぃな、イルカ、玉葱に順序よく話し掛け、みんなの盛り上げ役のよう。 ゲームをしてないユリにも気を遣って、優しい人。 この人に恋をして、よかった。 私は、このまま百科事典に恋をするユリを演じようと決めた。
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