65人が本棚に入れています
本棚に追加
10時になる少し前、百科事典が部屋を立てた。
『1800以上か知り合いのみ』
と、書かれた部屋。
知り合い・・・って事でいいかな?
思い切って部屋に入る。
「おかえり。ユリ」
1番乗りで入ったつもりだったけど、すでに4人集まっていた。
おかえりって何か嬉しい言葉。
「ただいま☆百科事典さん☆初めまして、みぃなさん。イルカさん。玉葱さん」
ユリはみんなに挨拶をした。
「よろ」
「よろしく!」
「初めまして☆」
みんなが答えてくれる。
ユリ以外の4人で大富豪が始まった。
みんなレートが高くてユリが入るのには気が引ける。
かと言って落ちるのも変だし、どうしたらいいのかな?
「何、食べてきたの?ユリ」
百科事典が聞いてきた。
助け船を出してもらえてホッとした。
何を食べたことにしよう?
インスタントラーメンとは言いたくないし・・・。
「オムライス食べました☆おいしかったですよー」
可愛らしい食べ物を想像した結果、オムライスになった 笑
百科事典はみぃな、イルカ、玉葱に順序よく話し掛け、みんなの盛り上げ役のよう。
ゲームをしてないユリにも気を遣って、優しい人。
この人に恋をして、よかった。
私は、このまま百科事典に恋をするユリを演じようと決めた。
最初のコメントを投稿しよう!