突然の別れ。

9/10
前へ
/147ページ
次へ
何ゲームかしたところで、新しく人が来た。 「よろしくー」と文字を打って、すぐに座る。 私はすぐに答えた。 「こちらこそ、よろしくです♪北斗七星さん」 面白い名前の人もいるんだ。 関心しながらゲームを始める。 北斗七星は、カードが配られるとすぐに話しだした。 「カード、最高ー!猿2匹いる(^^)v」 猿?猿って何??? ユリは良く分からない事を言われて戸惑う。 りょうが答えた。 「いいなー俺、ボロボロ。今回、負けたな」 ユリは・・タイミングを逃して話せなくなった。 あぁ。 どうしよう? 初対面の人と話すのは苦手だよ。 りょうと北斗七星はお互いに自己紹介をして何度も会話をはじめた。 どうしよう? 何も話せない。 私も会話に交じりたい。 文字を打っては消して、消しては打って・・・。 結局、会話に参加できずにゲームだけをしている。 「ユリは今日が初めて?」 突然、北斗七星はユリに聞いてきた。 なんで初めてなの知ってるの? 文字、打つの遅いからかな? それとも、カードの出し方のせい? 大富豪をしながらノロノロと答える。 「はい、初めてです♪なぜ分かるのですか?」 なんで敬語で話すかな? 堅い人みたいじゃん。 そう思いながらもタメ語で話せず敬語混じりの文を打ってしまう。 「対戦数が一桁だったからね。」 そう答える北斗七星。 「対戦数?どこに書いてるの?」 ユリは携帯のボタンを色々と押してみるが対戦数がどこに書いてるのか分からない。 「入る時に見たんだよ」 そう言うと同時に北斗七星は1位で大富豪を勝利した。
/147ページ

最初のコメントを投稿しよう!

65人が本棚に入れています
本棚に追加