~プロローグ~

3/6
前へ
/6ページ
次へ
そう意気込んでいると・・・カランカランと酒場の入り口が開き一人の騎士が入っていた。 主「お前は・・・Y氏じゃないか!」 Y氏(以下Y) 「おぅ!ようやく起きたみたいだな」 主「・・・あぁ」 Y「聞いてくれ。俺はついになれたんだ。パラディンに!」 主「な、なんだって?!それはすごいじゃないか!」 出会った当時は至って普通の戦士がいつのまにか国に認められた騎士になっていた。驚きだ。 Y「お前が酔いつぶれてから俺は屋久島に行って国の任務をこなしていた。宿はTVもなく厳しかったが山を滝をくぐり抜け敵であった姫や童子、それに動く山小屋・・・あれは蜘蛛だったかそいつらを見事退治してその功績が認められたんだ」 主「すごいな」 Y「はは」 いつもクールでまかり通るY氏がにこやかに笑う。 こうしてみると肩書きだけじゃない。もう立派なパラディンに見える。 Y「お目覚めって事はようやくやる気がでたって事か?」 主「ああ。長い事眠っていたみたいで今、マスターに起こされてな。これから迷宮を攻めようと思うんだが・・・どうだ?」 Y「俺でよければいいぜ!パラディンになった力を見せてやる!」 いつもはほんわか・クールなキャラで奥様方にも人気な彼だががっちりとした性格で心強い。いい仲間ができた。 こうしてY氏(ヴァナでもナイト)を仲間にした!
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加