酒が人を呑む

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「…はぁっ!き、貴様!/////」 「そう構えんなって……ふっ」 「ふあぁっ!?」 今度は耳に吐息をかけられた。 「ま、雅親ぁ(涙目)」 「…ゆうちゃん可愛い」 「~~~ッ!?/////」 耳元で、まして低い声で喋んじゃねぇ!貴様には似合わん!…と言うより僕の心臓が持たないからやめろ。やめて…くれ。 しかし意に反して、雅親は更にギュッと抱きしめてくる。 「雅親ぁ、…放してくれぇ」 …しかし雅親からは何も帰ってこない。 「?」 「………zzz」 え?寝てる?…ちょいまて、このまま寝るか? 依然僕は雅親の腕の中。この状態では寝ようにも心の臓がそれを拒んでいる。 「(雅親!放してくれぇぇぇえええ!!!)」 ~酒が人を呑む~ 現在進行形で呑み込まれそうだ…(泣 僕は二度と雅親に酒を飲ますまいと誓うのだった。
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