君依存症

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隣にいたはずの梓がいない。 俺は急いで部屋をでた。 「梓!!!!!!」 『何? リョーマ!』 梓は台所の扉からひょこっと頭を出した。 俺はすぐに駆け寄って… 抱きしめた。 『リョ、リョーマ?』 「本当に、いなくなったかと思った…」 『?』 「急に…もういなくなるなよ…」 『? うん…』 梓はきっと、訳がわからなっただろう。 あいまいな返事を返してきた。 「俺は……梓依存症だな」 そう、 きっと俺は…… 君依存症という名の…… 不治の病だ。 =END=
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