グローブ

9/10
前へ
/154ページ
次へ
雅はただずっと家の外で泣いていた 家計が苦しいのにも関わらず自分に野球をやらせてくれる家族に申し訳ない気持ちでいっぱいだった 『ここで諦める訳にはいかない』 雅は自分の事以前に家族の為にそう思っていた… その頃、直哉は1人部屋で考え込んでいた 「少し悪い事をしたかもしれない…」
/154ページ

最初のコメントを投稿しよう!

73人が本棚に入れています
本棚に追加