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走って10分で家に着いた
雅の家はどう見てもアパートとは言えない建物だった
廃墟されたプレハブ小屋のようでなんとも不気味なものだった
トイレやお風呂は他の住人と共同で使うと言う今時めずらしい家に家族5人で住んでいる
雅の父は病弱なため内職でお金を貰っている
と言っても内職じゃいくらもお金を貰えない
母は安いパートで毎日汗水流しながら働いている
雅の家はとても家計が苦しいのだ
はっきり言って貧乏なのだ
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