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家に着くと雅の母がいつものように出迎えてくれた
「おかえり!今日は早かったのね!」
「うん!借りたい本がなかったからね!」
「そうなんだぁ」
「明日はあるかもしれないからまた明日行ってみるよ」
「本当に本読むの好きなんだね!」
雅の母は雅が毎日電気屋でテレビを見ている事をしらなかった
それもそのはず
雅は毎日
『図書館に行ってくる』
と言う理由で家を出ていたのだ
雅の家にはテレビなんて置いてない
だからいつも電気屋のテレビコーナーまで見に行っているのだ
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