貧乏

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部屋に入った途端 「おかえり!兄ちゃん!」 次男で8歳の千広が言ってきた 「ただいま!」 「お兄ちゃんおかえり!一緒に遊ぼー!」 長女で6歳の彩乃が雅の服の袖を引っ張りながら言ってきた 「またぁ~…今日はいいよ…」 雅は疲れた感じで言った 「イヤだ!イヤだ!絶対遊ぶもん!ぜ~たい遊ぶもん!」 彩乃は今にも泣き出しそうにしていた 「分かった!分かった!じゃ遊ぶかぁ!」 「はいはい!その前にご飯できたわよ」 2人の会話を遮るかのように雅の母が話した 「よし!じゃご飯食べてから遊ぼうか!彩乃」 「うん!お腹すいたもん!」
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