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「こんのっ、アマぁ~!!」
私が吹っ飛ばした男が立ち上がり、私に向かってくる。
特に意図する余裕もなかったが、ヨウさんを庇うように立っていた。
ヨウさんは、袋叩きが効いているようで、起き上がれそうにない……
意識もあるし、痛みも感じてるから致命傷はないと思うけど、骨折は…分からない。
「ばかっやろ!!」
ヨウさんの叫びを後ろに聞きながら、とりあえず、志野に教えられた構えをとる。
こんな時にアレだが……志野には才能がないときっぱり言われている。
あぁ…また、あの2人に怒られるなぁ…
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