選択は決意から

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「俺は一番を推すね。いい条件だろう?俺はお前が気に入ったからな。」 カイが言う。 どうせ、気に入った“玩具”とでも言いたいのだろう。 すると、肩に重みが加わった。 振り返るとヨウさんが立っている。 拍手。 「はやく、逃げろ。んで、誰か呼んでこい!それまで、時間稼いでやるから。」 はい。 この人もサクヤさんと一緒だぁ…。 類は友を呼ぶ? だから、そんなフラフラで言われても、格好よくないですから!実際。 私はヨウさんにニッコリ笑いながら、ヨウさんの後ろに回り……… 「おぅわっっ!!」 私はヒザカックンをした。 当たり前だが、winner私! ヨウさんは、再び、倒れた。
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