お姫さまは脱走から

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気が付くと、誰かに背負われていた。 何…この状況………………!? いつも思うけど、気を失った後の一瞬の記憶喪失ってうざったいよね……。 そして、そんな体験を何度もしてる自分が悲しくなってくる。 まぁ……私は現在アジトにでも連れて来られた所だろう。回りは質素なコンクリートの壁で覆われたせまい部屋……私を閉じ込める部屋かなぁ? まずは、気絶したふりしよ。 私は肩に担がれている形だったので、ちょうど後ろの男がドアをロックするのが見えた。 おっ!! ナンバーキーだ!! えっと………“946811” やった!! とりあえず、逃げ道GETです!! あとは、隙を見つける…ぅ……… 「わっあぁっ!!…っう!」
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