861人が本棚に入れています
本棚に追加
気が付くと、誰かに背負われていた。
何…この状況………………!?
いつも思うけど、気を失った後の一瞬の記憶喪失ってうざったいよね……。
そして、そんな体験を何度もしてる自分が悲しくなってくる。
まぁ……私は現在アジトにでも連れて来られた所だろう。回りは質素なコンクリートの壁で覆われたせまい部屋……私を閉じ込める部屋かなぁ?
まずは、気絶したふりしよ。
私は肩に担がれている形だったので、ちょうど後ろの男がドアをロックするのが見えた。
おっ!!
ナンバーキーだ!!
えっと………“946811”
やった!!
とりあえず、逃げ道GETです!!
あとは、隙を見つける…ぅ………
「わっあぁっ!!…っう!」
最初のコメントを投稿しよう!