861人が本棚に入れています
本棚に追加
……ソファーに思いっきり投げられた。
特に、痛みがあったわけではないが……ビックリした。
「おはよ!アケカちゃん。」
ニッコリ笑いながら、向かい側の椅子に座ったカイが言う。
「…こんちにわ…起きたばっかりでまだ、頭がボーっとしてますけど?」
正直に私も話す。
「面白いなぁ。俺が怖くないのかなぁ?ちょっと、寒いみたいだけど。」
クスクス笑う。
わぁるかったね。
寒くなんてないね。
マジに怖くて、震えてるだけですね。
さっっきから、怖いって言ってるっしょ!!……あっ、心の中で叫んでるダケだったかも………。
なぜなら、私は、変な所だけ負けず嫌いだから。
自分で言うなって?
「…怖いに決まってるっしょ!私は普通の女の子だよ。」
「……じゃあ、普通の女の子をイジメる方法はどんなのがあるの?」
私にきくな!!
答えた分だけ私に返ってくるのが、見え見えじゃん!!
しかも、怖いって正直に話したのに、スルーされたし……。
最初のコメントを投稿しよう!