~始まり~

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このお話を思いついたのはもう四年も前になります。 当時私はまだ、小学生でちょっと生意気な奴でした。 悪徳教師に盾突き、醜悪高学年に蹴りを入れるという、ある種勇気のある行動。今ではイイ思い出ですね。 まぁ、そんな私でしたから、小説どころか本を読む機会さえ無かったんですよ。 ある日、何の気無しに図書室に寄ったんです。 たぶん、バーコードで借りるタイプになったから、珍しいモノみたさに行ったんでしょうね。 それが殺人方程式の始まりだったんです。
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