悲劇

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ある日頭をかくと一本の髪の毛が手についていた それに驚きもう一度かくと今度は二本の髪の毛が抜けていた 僕は怒った 夜まで怒った そして朝まで泣いた 抜けていった髪の毛のために 朝起きると枕に沢山の髪の毛達が抜いていた ショックでその日は学校を休んだ 気持ちを和らげるためお風呂に入った 頭を洗うと手に沢山の髪の毛達がくっついていた また、不思議なことにお風呂場に水がたまっていく よく見ると排水口に沢山の髪の毛が詰まっている 一本一本調べると全て僕のだった 僕は旅に出た
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