第2話突然の宣告

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それから三日後直也の意識が戻りいよいよ精密検査が始まった。直也から血液を採取し血液を遺伝子レベルで調べた。検査はわずか1日で終了し後日結果が伝えられる。 別室にて採取した血液を調べていた医師は言葉を失った。 医師“ありえない・・こんな病原菌は初めて見る。なんだこれは・・・”すぐに過去の症例を調べた。幸いにも過去に一度同じ病原菌が検出されていた。病原菌の名前は“サイコウイルス” 後日訪れた両親に告げられる。 医師“直也君の病気は極めて珍しいもので現代医学でも治療法は確立されていません。症例がなく治療法が見つかりません。申し訳ありませんがあと一年の命です” 両親は突然の宣告に何も言えなかった。 医師“最大限努力はしますが治療法が見つかるまで直也君の命が持つかどうか”両親はすでに覚悟していた。 果たして治療法は見つかるのであろうか?
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