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物語の舞台は、魔法や魔術などといった奇跡が在る世界『エクセピア』にある名も無き星。
そこは広大な一つの大陸グランセルドと小さな島々以外は海に囲まれた星。
大陸は、その中心に大湖があり、そこを水源とする4つの大河によって分かたれ、気候の全く異なる4つの地域となり、それぞれの地域ごとに国がある。
大陸の北に位置する雪の国『シルフィリア帝国。』
西に位置する砂漠の国『ザルバール公国』。
南に位置する密林の国『ルゥ・エルバ共和国』。
そして、東に位置する四季の国『ヴァルツィール王国』。
それぞれの国の国境を分かつ大河には守護の四神の名が付けられ、北と西を隔てる大河は炎を司る神から『ツェルバ』、西と南を隔てる大河は大地を司る神『リヴェス』、南と東を隔てる大河は風を司る神『エルンシェラ』、東と北を隔てる大河は水を司る神『レベナス』。
そして、その源たる大湖は創成の天を司る神の名から『ミルラの泉』と名付けられた。
人々は神を崇めていたが、今では信仰は薄くなり、血で血を洗う戦乱の世となった。
これは、そんな世界の物語。
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