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と一旦そこで切り、そして、トドメに満面の笑みを浮かべて言い放ち、手を差し出した。
「よろしく頼む。私の名はレウイシア・アルクディール。レイアと読んでくれ」
すると、奴は「はぁ~」と盛大な溜め息をつきながらも手を取った。
「ほどほどによろしく。あぁ、呼び名は前にも言ったが好きに呼べ。……はぁ~……かったり~……ブツブツ……まあ、退屈しそうにないからいいとするか……ブツブツ……」
ブツブツ何か呟き(丸聞こえだけど)ながらも、私と握手を交した。
「…で、お前の名は何というんだ?」
「ヒ・ミ・ツ!」
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