欲
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いらいら、イライラ。 あぁ、また意味の解らない気持ちが 込み上げる。 僕の視線の先には いつも、君が。 そんな自分が嫌で堪らない。 なのに、君は。 僕をその瞳に映そうともせずに 他の誰かと 話している とても、楽しそうに。 僕の気持ちなんて、まるで 無視。 だから 僕は。 君に向かって 持っていた広辞苑を 投げ付けた。
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