3/3

0人が本棚に入れています
本棚に追加
/14ページ
そうしたら、ほら。 涙目になりながらも 僕をその瞳に映してくれた 君からの罵声が聞こえたけど 気にしない。 ―――――――――――――――――― 僕は、 君の 全てが欲しい。 その笑顔も 視線も 声も 涙も 手も 足も 首も 体も 頭も…心も。 君を完全に僕のものに出来たら、 僕は最高の至福感を手に入れる事が出来るだろう。 けれど、今は。 君との会話だけで 満足してあげるよ。 …君が、嫌がるだろうからね。 そう、 『今は』ね。 [もし、君が他の誰かと付き合う事になったら………………君は、どうなるんだろうね?] 何時まで 僕は僕を抑えていられるのだろうか。
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加