~第2章~ 生存率0%

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大和『ルピア、いい名前ですね。』 ルピア『はい!じゃあご飯食べますね。』 とりあえずここまでの選択肢に間違いはないはずである。しかし、朝食中の会話等は聞き覚えがあるわけで、おそらくは死んだ時も同じ選択肢を選んでいたのだろう・・・・・・んっ。 失敗だった、正しいと思う方向は、完全にデスロードまっしぐらであった。 大和『ルピア!ルピア!これって前と一緒じゃないか?このままじゃ、また』 ルピア『大丈夫ですよ!今度はステータスポイントで防御力を二回ほどあげましたから!』 ・・・終わった。何が防御だ。車にひかれても生きてる防御力って・・・将来どこかの貧乏執事にでもする気か!そうゆう問題ではないだろう。それならまだ運をあげてもらいたい。やはり彼女には任せておけなかった。 大和『あの!これから何か起こったり、パラメーターをあげる時は、俺にきいてもらって、いいっすか!』 ルピア『えっ!それは、いいですけど、どうかしたんですか?』 大和『いや、別にどうってわけじゃないんだけど、2人で頑張ろうかなぁなんて』 本心は絶対に任せられないってわけですが、この言葉がいけなかった。
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