~第1章~ 人間界のなれの果て

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死神少女「最近は、人間界という広大なフィールドで、全あの世の人達とのオンラインプレイも出来るようになったんですよ!だから、どこの誰とでもバトルや恋愛を楽しめるといったですねぇ・・・」 死神少女がペラペラと説明する中、大和はもうどうでもよかった。まさか自分がキャラクターだったなんて。今となってはマ○オや、ピカ○ュウの気持ちが誰よりも分かる気がした。 それに自分のプレイヤーが初心者少女というのもあり、自分がなぜこんなに早く死んだのかもおのずと分かった。彼女曰く 死神少女「すいません、いまいちLUCパラメーターの必要性がわからなくて、初期状態から一回も上げてなかったんです」 なるほど、運が悪いわけだ・・・。 大和「それで、俺はこれからどうなるんですか?天国や地獄に連れていかれるんでしょうか?」 大和は話を進めた。これ以上彼女の話を聞いてると自分のスキルの無さにガッカリするばかりだからだ。 すると彼女は急に深刻そうな顔つきに変わった。そして一言、 死神少女「あの、コンティニューしてもいいですか?」
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