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春らしい爽やかな気候と心地のよい日差しが部屋に満ち始める朝、大和は目を覚ました。
4月8日、今日は高校の入学式であると同時に大和が事故死した日。確かに時間は戻っていた・・・
大和「俺、本当に生き返ったんだ」
信じられなかったが、おそらく現実なのだろう。
死神少女『よかったぁ、ちゃんとロードは成功したみたいですぅ!』
と、マイク効果によって心に直接響くように彼女の声が聴こえているわけで。
それにしても不思議な気分だ、今自分が着替えているのも、朝起きる時間までもが、ゲームの選択肢によって決まっているなんて。
死神少女『どうしましょうか?ご飯食べますか?また寝ますか?』
また寝るって・・・
大和『とりあえず、ご飯食べさせてもらえますか、さすがにまた寝たら学校に遅れちゃいますし。』
死神少女『あっ!そうですよねっ! ごめんなさい、当たり前の事きいちゃって・・・』
大和『いや、いいんですけど。あっ、そういえばまだ、お名前を聞いてませんでしたね。』
死神少女『あっ!そうでしたね!私の名前は、ルピア、ルピア・アルシェイドです。』
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