理解という緊縛

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理解という緊縛

私の勝手じゃないと君は言う 確かにそうだろう でも付き合ってるんだから お互い我慢しなきゃならないことだってあるんじゃないの? と僕は諭す そうやって理解し合うという口実で 僕はいつも君を縛り付けてた そして同時に それは僕自身をも縛り付けてた
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