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「…帰ってくるのも久しぶりだな…」
…当たり前ですよ…もう何百年も帰ってきて無いんだから!
「…ああ、暇だったなぁ。…というか、ここどこ!?」
…当たり前ですよ、時間が経ったんですから…
一人の少年とその肩に乗っている紅い鳥の話す様子は他人から見れば奇妙だが…ここではおかしくないのかも知れない…
『グルルル…』
突如、目の前に魔物が現れた。その姿は巨大な狼そのもの。
「っうわっと!いきなり魔物かよ!」
…そんなこと言ってないで早くどうにかして下さいよ!
「分かってるよ!」
そうして、その少年は紅い羽でできた扇子を取り出す!
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