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「隼人君!!
おはよっ!!」
ドサッ
突然の後ろからの体当たりに驚いた隼人は、
バランスを崩し倒れた
「おわっ!?
だ、大丈夫?隼人君!?」
スチャ
「・・・章雄、あんた・・・いい加減にしなよ・・・」
肩に掛けていた竹刀のケースを手に持ち替え、
中から竹刀を取り出すやいなや
その先端を
章雄と言う名の人物に向けた
そんな早紀の表情は
怒りに満ちていた
「ひ、ひぃ・・・!?」
『・・・早紀、やめなさい』 パッパッ
服についた汚れを払いながら隼人はいきりたつ早紀を行動を止める
「・・・ちっ、
良かったな
あ・き・お君♪」
「あ、あぁ・・・
ごめん隼人、軽く驚かすつもりだったんだ・・」
(うわぁ~今絶対舌打ちしてたよこの子・・ゾク)
-彼の名は小林章雄-
-○○大学2年生
専攻学科は製薬学科-
-一見今風のチャラ男に見えるが、校内ではちょっとした有名人。良い意味でも悪い意味でも・・-
『まあ、いいさ・・・ところで章雄
お前また新薬を開発したんだってな?
凄いな!!おめでとう!!』
-彼は薬学の分野において、
10年に1人現れるか現れないかと言われる程の逸材だ
大学の教授の太鼓判も押されている-
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