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2時間後、瀧が来た。
「おはようございま~す。何かあったんですか?」
「無かったら呼ばないから。取りあえずそこ座って。」
面倒くさそうに椅子に座った瀧は、私を睨んだ。
「何で呼ばれたか分かるだろ?」
「何で?っつーか早くしてね。彼氏と約束あるんで。」
何て憎たらしい奴だ…
瀧の目を直視し、怒鳴った。
「いい加減にしな!彼氏彼氏って、彼氏が大事ならバイトするって言ってんじゃないよ!そんな自己中は、ハッキリ言って邪魔!!」
「てめぇ、先輩だからってそんな口聞いて言いと思ってんの?てめぇこそさぁ、かなり邪魔なんだよ!!」
完全に怒りのスイッチが入った。
「バイトやる気あんの?ないの?」
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喧嘩は1時間続いた…
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